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コロナに鍛えられる

初めに
6月の総会で会長を拝命いたしました伊藤健二です。先輩諸氏を前にして、もとより会長の任にあらずと自覚しております。ただ、会長という名前にこだわらず、母校と同窓生、そして同窓生のつなぎ役に徹して、鹿野会長の後任としてこの会を盛り上げていくことがお役目と改めて考えた次第です。
昭和48年卒、現在の加美町旧中新田の出身です。在仙同窓会の鈴木忠司会長とは同級生でかつ実家はすぐ近く、いわば竹馬の友が一緒に同窓会を盛り上げていくというお役目を不思議な縁だと思っております。

コロナで試される
前の職場は政府系金融機関におりました。コロナの不安のピークであった2020年を振り返ると、3月の政府の緊急事態宣言の発出以降、経済活動の停滞の不安から、申込は急増どころか未曽有のものになりました。平時には1日当たり千件程度の申し込みであったものが、最大で2万件を超えるものとなりました。
そのために、他の業務を止め、OBにも復帰してもらい、4月の定期人事異動を止めて、対応に当たりましたが、十倍を超える申し込みの山はそうた易いものではありませんでした。大量の郵便、審査、契約書の作成、送金と事務の流れのそれぞれでボトルネックが生じ、都度対応があったことは否めません。その度に、報道の常ではありますが、「公庫はパンク状態」、開店前に支店に並ぶお客様の列の写真などセンセーショナルなものでした。

しかし、大量の融資がフリーランサーを含む中小企業の経営の安定、不安の沈静化に役立ったことは間違いありません。これは報道されませんし、平時に戻ろうとすると、焦げ付きが懸念、ゾンビ企業を生きながらえさせるなどのコメントが出始めるのは、目立つ内容を書くことだけが使命なのかと疑問に思います。

でも、平時のつながりが意味のあるものと確認できたことも多々ありました。商工会議所や商工会などの中小企業の支援機関とのつながりは、申込書類の準備のサポートをしていただき、民間金融機関とのこれまでの連携は、つなぎ融資や企業の現状把握のご協力を得られました。これまでの連携や信頼関係が結実したものです。
一報、デジタル化の遅れも際立たせ、これは今後のDXの推進の起点になりました。

コロナに負けずに同窓会の活動へ
コロナの影響は社会の諸々にプラスもマイナスも与えています。リモートで仕事や授業も可能ということが浸透し、今まで必要と思っていた仕組みの見直しにつながっています。現にオフィスや転勤の削減、地方での勤務の拡大にもつながっています。一方で、リモートではかなわないこともあるのは明らかで、対面の機会を作っています。

在京同窓会もこれからですが、HPによる交流の拡大など、デジタルで対応することも今後の課題ですが、まだ道筋がつけられていません。手始めにHPをご覧ください。(https://在京古高同窓会.com) また、普段の交流がない中では、まずは毎年一回の総会がその起点になります。1月の4校新年会は中止となりましたが、今年の6月24日の総会はコロナに負けず、同窓生のつながりを戻すべく2年連続でなんとしても開催するよう準備します。同窓生がたまには行ってみようかと思えるように、努力してまいりますので、 ぜひ周囲にもお声掛けをお願いします。校歌を歌うと気持ちの高まりを感じます。参加をお待ちしています。

令和5年1月吉日
在京古高同窓会
 会長 伊藤健二
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